中国の大学事情をレベル別に大公開!受験大国中国のシステムを徹底解説!

中国の大学事情を大公開!受験大国中国のシステムは?

中国の大学と言えば「北京大学」や「清華大学」などが先に思いつく方が多いと思います。しかし、他にどんな大学があるのかと聞かれたら、うまく答えられず、「上海大学」などとありそうな名前を首傾げながら答える人が多いでしょう。

そこで、今回は中国の大学受験を実際に経験した留学生の僕が(結局中退して日本に来てしまいましたが)皆さんに中国の大学事情についてお伝えしたいと思います!

中国の大学事情!「一本」「二本」「三本」で分けられる大学のレベル

日本の大学群といえば、東大京大がトップに君臨し、その次に旧帝大や早慶が来て、またMARCHがその下に来るようなイメージは皆さんにとって馴染みやすいと思います。

中国の大学は日本のように大学の伝統などでランクが受け継がれているのではなく、

ある意味で制度によって決められています。

その代表的なものが、「985」「211」「一本」です!

中国の大学事情①:985

985工程院校。

その名前は、中国教育部が中国の大学での研究活動の質を国際レベルにあげるために、

211工程の中で限られた重点大学に投資していくプログラムを定めたことから由来します。

このプラグラムに入っている大学はいわゆる中国の超一流大学。

例えば、中国のtop4大学(北京大学、清華大学、復旦大学、上海交通大学)はもちろん、地方の名門大学(浙江大学、南京大学、厦門大学、中山大学)など、全国で39の大学がこれに該当します。

リスト参照:http://www.moe.gov.cn/srcsite/A22/s7065/200612/t20061206_128833.html

中国の大学事情②:211

211工程院校。

21世紀に向けて中国の100の大学に重点的に投資していくとして定められました。(別称)国家重点大学。

上記で挙げられている985大学を含めて、各地の一流大学がリストされています。

例えば、上海大学南京理工大学中央財経大学など。

985大学群が211大学群に含まれているため、985大学は必ず211大学でもあるが、211大学は必ずしも985大学ではない関係になっている。

また、985も211も入っていない大学は、「双非大学」(非985、非211)とも呼ばれ、

一流大学ではないという意味合いとして使われています。

*最近では、「双一流」という政策が実施し始め、985、211をベースにいくつか新しい大学を取り入れ、いくつかを外して、新たに140校が入るプログラムが作られました。

中国の大学事情③:一本/二本/三本

以上までは中国の一流大学のランク分けについて紹介しましたが、実は985、211に入っている大学生数は全体のわずか5.48%(2012)しかありません。

ほとんどの大学は、一本/二本/三本というジャンルの大学に属しています。

中国の受験システムを、順を追って説明していきます!

まず、中国では「学部」を「本科」と呼んでいます。

次に、中国のセンター試験(高考)が終わってから、各省はその年の成績状況によって3つの足切りラインを設けます。

そして、一流大学から優先的に学生をオファーしていくシステムになっています。

そこで、「一本」と略称されている「本科第一批次」に入っている上記の985、211大学を含めて中国Top300(省によっても異なる)の大学がここで優先的に成績が上位の学生にオファーを出していきます。

このTop300の大学が各地域の学生にオファーを出した後に、第二次オファータイムが始まります。ここでオファー活動を行う大学を「二本」(本科第二批次)大学と呼ばれています。

この第二次オファータイムが終了後、最後に「三本」と呼ばれる大学がようやくオファー活動を行うシステムとなっている。

このように、一本から三本までにオファーされている大学生は、中国の大卒と呼ばれる集団になります。

就職の際、大卒を条件としている企業は、ここまでの大学で卒業された学生を対象としています。

中国の大学事情④:大専

大学専科院校。大学本科の四年間教育と異なり、学制が3年間になっています。主に、職業教育を中心とします。

近年本科卒の大学生が増えており、学歴が釣り上げ、多くの企業や政府部門が採用時、

4大卒を条件にしているため就職などに苦しむことが多いです。

ここまでは中国の受験経験をしていない人にとってかなりわかりにくいかもしれませんが、簡単にまとめると

(1)一流と呼ばれている大学は「985」と「211」大学。中でも「985」に入っている大学は超一流である。

(2)分け方として、「◯◯大学」になっている大学は「一本」に入っていることが多い。「〇〇学院」になっている大学は「二本」に入っている大学が多い

「〇〇职业技术学院」になっている学校はいわゆる「大専」の学校が多い。

(3)一本」と「二本」は国公立大学に対し、「三本」は私立や民間資本の大学が多い

中国では日本と異なり、基本的に国公立は絶対に私立大学よりいい大学とされる。

以上の3つを覚えていただくと、中国の大学を調べる際に困らないのではないかと思います!

中国の大学事情!意外なものも教えている中国の大学

中国の大学の1つの特徴として、学部や専門が多いことが挙げられます。ここでいくつか紹介していきます!

CA(キャビンアテンダント)のスキルが大学で学べる?

なんと、中国では意外と多くの大学でCA学科が設置されています。

中国民航大学、北京航空航天大学などの航空系大学以外に、江南大学厦門理工学院などの四年制大学もCA学科があり、卒業生の多くが実際に各航空会社のCAになっています。

はんちゃんが昔、通っていた中国の大学にもCA学科があり、通学時に制服のお姉さんのオーラに毎日圧倒されていました。(合格するには、身長や容姿などのスタイル審査などがあり、クラス全員が美男美女ということになる。全くもって羨ましい笑)

アナウンサーになるためにアナウンサー学科に入らなければいけない?

日本のアナウンサーといえば、有名大学卒業のイメージはありますが、学部に関しては特に関係ありません。

しかし、中国のテレビアナウンサーは、播音主持专业(アナウンサー司会学科)の卒業生がほとんどです。

また、各局の採用を見ても、播音主持专业限定が通常です。

つまり、大学がアナウンサースクールの役割を果たし、4年間きっちりアナウンサーおよび司会になるためのスキルが叩き込まれるということです。

CA専門と同じく、こちらの学科も容姿スタイル選考が入るため、基本的に美男美女しかいないイメージです。

 

ゴルフ学部???毎日ゴルフでもするの?

こちらの専門を開設しているのは、あのテンセントの創業者ポニーマーを輩出した深セン大学。どうやら1995年ゴルフ学科を開設したようです。

ホームページを見る限り、毎日ゴルフをして優秀な選手を育成することより、ゴルフ業界で働けるマネジメント人材を育成することが目標になっているみたいです。

毎日授業でゲームすると思ったら大間違い?eスポーツ学科

中国で今一番熱いスポーツと言えば、もはや卓球ではなく、実はeスポーツです。

日本でお馴染みの荒野行動を始め、LOL(League of Legends)や伝説対決(王者荣耀)が若者の中に絶大な人気を誇り、試合があるとワールドカップに負けないほどの視聴率を集めています。

その流れで、中国の名門大学である中国伝媒大学が2017年に「e-sports解説および司会学科」を開設しました。

スポーツアナウンサーのように、e-sports試合を解説できるe-sportsアナウンサーを輩出することを目標にしています。

ちなみに中国で最も有名のe-sports解説者は、1千万元プレイヤーとも言われています。

中国の大学事情まとめ!受験大国中国から目が離せない!

・中国では「985」「211」と言えば、一流大学!

一本>二本>三本になっているため、自分が興味ある大学はどこに所属しているかをチェックするのがお勧め!

・日本で学べない学問が中国の大学にたくさんある!

 

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